わたぼうしの溜まり場

飛ばした綿毛を集めています

テレーン!マフィンが犠牲になった!

こんにちは。

なんだかたくさんの人に書いた文を見ていただいたようで、恐縮な限りです。

前回の記事の補足となるような出来事があったので、ついでにこいつも書いておこうと思います。

 

 

寮には留学生が多く住んでいまして、国籍も様々です。

お昼に私が帰ってくると、玄関のフリースペースでくつろいでいる方々がいました。

Bonjour! ça va?」

挨拶をされたので機嫌よく「Oui, merci!」と答えました。

授業の終わった金曜日はいつも気分がいいものです。

 

るんるんしながら部屋に戻ろうと階段を登っていると、先ほどの1人が後ろから声をかけて来ました。

「Where are you from?」

英語じゃん。

久しぶりの英語にびっくりしながら返事をし、彼はどうやらイタリア人だとわかりました。親戚の言語にしては英語に躊躇いがないですね。

 

ちょこっとお話しながら階段を登って自分の階まで着くと、どうやら彼も同じ階だったようです。さようならをして部屋に帰ろうとしたら何かを聞かれました。

「~~~~?」

聞き取れず、怪訝な顔をすると彼はもう一度はっきり言いました。

「Do you have a boyfriend?」

ここでNoと答えるとどうなるかわかったもんじゃありません。

Yesと答えた筆者にさらに彼は尋ねました。

「Can I kiss you?」

なぜ今の答えでそれを聞こうと思った????

意味がわからないがとりあえずNOを強く言う筆者ですが、全然諦める気配のないイタリア人男性。とりあえずなぜか聞いてみました。

筆者「Why?(挨拶のためならいいな…)」

伊人「You are beautiful!」

筆者「I have a boyfriend!!!(理解できなかったんか!!??)」

伊人「But he isn't here」

頭を抱える筆者。

 

俺はそういうこと言う奴が一番嫌いだ!!!!

 

ただ寮内で騒ぐのは嫌なのでとりあえず説得を諦めさようならと言って部屋に戻ろうとすると、彼も諦めたのか帰るそぶりを見せました。

「Bye!(二度と来んなクソ野郎)」

そういって部屋に入ろうと振り返ると、彼はキス顔をして後ろに立っていました。

諦めてなかったのかよ!!!!

めちゃくちゃにイライラした顔で睨みつけてやりましたが、部屋を覚えられてしまったので(不幸なことに筆者の部屋は階段のすぐ隣)これからノックされても部屋から出ないことを心に誓いました。f**k。

 

なんだかナンパの話が多いですが、これは筆者に限った話ではなく日本人はとりあえずにこっとするし、童顔だし、彼らにとってみると魅力的に見られやすいのだと思います。顔とかともかく。

私には関係ねぇと思った読者のみなさま。

気をつけてね。

 

ただ、こちらで日本人の面倒を見てくれているフランス人曰く「日本人女性と国際結婚してしばらくするとだいたい離婚する」らしいです。理由としては、日本人が本音と建前を使うこと、日本人女性は思いの外強いこと、が挙げられるらしいです。付き合ってる時は従順で優しい大和撫子だったのに…ってことですね。また、女性の方から離婚を考えることも多いらしく、国際結婚は難しいよ、と言っていました。

 

そんなことはせっかくの気分のいい金曜の午後を台無しにしてくれた事の前にはどうでもよくなり、彼に後から怒りが募るばかりであります。

お昼寝をしてから食べようと思ったマフィンをむしゃむしゃしてストレスを発散させようと思います。ムシャァ!!!!!